GOGOレストラント

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僕らの世代の男性は、今まさに働き盛り。仕事にまい進しながらも、このまま定年まで働き続ける人生でいいのかと揺れている人はたくさんいる。趣味があればいいなと考えながらも、なかなか始められない人もいるはずだ。ところで、女性はどうかというと、女性は大いに趣味を楽しんでいる人が少なくない。主婦であろうが、仕事をしている人であろうが、趣味の教室は女性でいっぱい。そこは男性と大きく違うところだ。原因はやはり、圧倒的に女性のほうが情報のアンテナが張り巡らされているところにある。どこにこういう趣味の教室があるとか、講座が開かれているとか、興味のあることをとらえるセンスは女性のほうがあるのかもしれない。さらに男性よりも女性のほうが、行動力もある。たとえば、おいしいと評判のレストランがあっても、男性は「へえ、そんなレストランがあるのか」程度だが、女性は「行ってみたい」と思う。友達を誘って「いつ行く?」というところまでいく。

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趣味を持つということは、行動しなければ始まらない。男性は趣味を持ちたいといっても、内的要因と外的要因が組み合わせられないと、行動を起こさない。つまり「こういうことをやりたい」と思いついても、誰かに「こういう講座があるよ」とでもいわれなければ、趣味を始めるきっかけはつかめない。しかし、女性の場合は、とにかく動いてみる。動いてまずやってみる。仕事をしていて、キャリアを積んでいる女性でも、すぱっと会社を辞めて、いきなり海外に何か勉強しに行ったりする。そこの行動力の差は大きいのである。女性にとっての幸福の価値観がどこにあるかというと、日常に根ざしたものではないかという気がしている。男性にとっての幸せは、どちらかというと現在ではなく将来にあったり、権力欲や名誉欲や金銭欲を満たすことだったりする。ところが、女性は今、自分が楽しいか楽しくないか。明日ではなく今日、充実した日を過ごしたいという気持ちに正直なのだ。それは、男性よりも女性のほうが、年齢を強く意識していることもかかわってくるのではないかもしれないか。女性が年を気にするのは、結婚、出産という期限つきの大きな選択をしなければいけないからかもしれない。だからこそ、この日、この時間、この瞬間を無駄にしたくないという思いが根本にある。最も大切なものは、仕事とか、地位とか、肩書きではなく、日常が連なる今このとき。したがって、仕事や子育てに忙しくても、とにかく行動して時間を作って、趣味も楽しみたいということになる。だから、女性のほうがいろいろな趣味にチャレンジするのかもしれない。陶芸、語学、フラワーアレンジメント、ガーデニングなどなど。さまざまな趣味の教室が盛況なのは、女性の行動力があるからこそなのかもしれない。